キッチンは毎日使うものだからこそ、使いやすい空間にしたいですよね。
調理する人にとって、配置次第でお料理の作業効率は大幅に向上します。
レイアウトから素材と特徴、お手入れのしやすさなど押さえておきたいポイントをご紹介!!
●「独立型」と、「対面型」
「独立型」は、料理に集中でき、音や臭いがダイニングに届きにくいレイアウトです。
使い勝手を重視し、家電など優先で配置することができ、対面型と比べて収納を増やすことができる。ゲストが来ても丸見えにならないので、安心して迎えることができる。
「対面型」は、開放感があり家族とコミュニケーションがとりやすいレイアウトです。
ダイニングテーブルへの移動もしやすいので作業効率が良くなります。
しかし、ダイニングと一緒の空間にあることで丸見えになるので、炊飯器などの家電の配置の見え方や、ゲストが来た時などを考えなくてはならない。
●ワークトップ
「ステンレス」・・・ 熱・衝撃・摩擦に強く、汚れが染み込まずお手入れが楽。
「人造大理石」・・・ インテリア感覚に富んだ色と質感でおしゃれで明るい彩り。
「セラミック」・・・ 熱による変色・変形に強く、金属で擦ってもキズつきにくい。
●ワークトップの高さ
使いやすい高さの目安は、 身長(㎝)÷2+5 になるそうです。
<例> 160㎝÷2+5 =85㎝
高さが合わないと腰などに大きな負担がかかります。
●シンク
「ステンレス」・・・耐熱性、耐久性、耐摩耗性に優れた素材で、キズと汚れの両方に強い。
価格もリーズナブル。
「人造大理石」・・・耐水性、耐汚性、耐久性が優れている。
多種多様な色やデザインがあるため、魅力でお手入れもしやすい。
●全体のレイアウト
キッチンは広い方がいいからと言って全体の配置を長くすると、料理中の移動距離が多くなります。
日頃からよく使用する冷蔵庫やコンロなどの位置は、料理スペースに近い場所に置き、作業効率が良い動線をつくりましょう。
どういうキッチンの形態があなたに適していますか?
暮らし方に合った間取りを選び、理想のレイアウトを考えてみましょう。