沖縄地方を通過した台風24号、25号は、農作物の被害、観光業界、停電など大きな影響を及ぼしましたね。
日本は地震大国、台風などの自然災害が大変多い国です。
災害時のガスの対処法はしっかり把握できていますか?
普段からしっかり考えておくことで、自分の身を守りましょう。
まずは、ご自身の安全を確保し、落ち着いて行動してくださいね。
<地震のとき>
震度5程度以上の大きな地震が起きた場合、ガスメーターが自動的にLPガスを遮断します。
揺れがおさまったら、火をすべて消し、ガス栓・器具栓を閉め、容器バルブも閉めてください。
ガスボンベが倒れたり、チェーンが緩んだりしていないか安全をご確認ください。
<台風・洪水のとき>
容器バルブを閉め、容器が倒れたり流されたりしないよう、しっかりと固定されているかを確かめてください。
<火災のとき>
容器バルブを閉め、スグにLPガス販売店に連絡し、消防署員または消火にあたる人に容器の位置を知らせ、後の処理を頼んでください。
<ガス漏れやガス臭いとき>
タバコなどの火気は、絶対に使用しないでください。
ガスを使用せず、器具栓、ガスの元栓、容器バルブをすべて閉め、戸や窓を大きく開け、ガスを外に追い出します。
LPガス販売店か緊急時連絡先に連絡してください。
<ガス器具が損傷していたとき>
ガスを使用せず器具メーカーに修理を依頼します。
<ガス復旧後は>
ガスを復旧して使用する時は、まずはガス漏れやガスの臭いがしないか、さらにガス器具に損傷がないかを確認します。
ガスメーターの復旧ボタンを押し「ガス止」の文字が消えることを確認し、液晶の文字とランプが点滅するので、その状態で少し待ちます。液晶の文字とランプが消えると、ガスが使えるようになります。
もし何度か操作しても復旧しない場合は、LPガス販売店に連絡し、点検してもらいましょう。