10月は「LPガス消費者保安月間」です。
経済産業省では毎年10月(10/1~10/31)を「LPガス消費者保安月間」として定め、全国一斉に保安啓発活動を推進しています。
LPガスによる事故防止のための啓発活動を集中的に実施し、LPガスをお使いの方々の保安意識の向上を図るためのものです。
これから冬を迎えるにあたり、部屋を閉め切ることが多くなると思われますが、その時にLPガスを使用すると一酸化炭素中毒などを引き起こし、重大な事故につながる恐れがあります。
一酸化炭素中毒は、LPガス事故の中でも重大な事故につながる可能性が高いので、ここで注意事項をご案内します。
★換気をしましょう。
ガスは、空気(酸素)が不足したままで燃焼すると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒を引き起こすことがあります。
窓を開けて換気しましょう。
★ガス機器、換気扇のお手入れをしましょう。
ガス機器や換気扇が汚れていると不完全燃焼を起こして一酸化炭素発生につながるので、日頃から清掃、メンテナンスを心がけましょう。
異常を感じたら、ガス販売店に連絡してください。
★ガス販売店による定期調査を受けましょう。
ガス販売店によるガス器具などの調査は4年以内に1回無料で実施されますので、必ず受けましょう。
調査で不具合が指摘されたときには改善しましょう。
LPガスを安全に使っていただくために、適切な換気を心がけ、一酸化炭素中毒事故を防止しましょう。
※一酸化炭素(CO)中毒とは
一酸化炭素は、無色、無臭の気体で毒性が強い。そのため、少し吸い込んだだけで頭痛、吐き気などがして、濃度と吸入時間によっては、呼吸困難から死に至ることもあります。