沖縄のお盆は、旧暦の7月13日~15日の期間で行われます。
新暦では、2018年8月23日~25日です。
沖縄は、とても先祖と家族を大事にしているので、毎年開催されるお盆はとても大切な行事の一つです。たくさんの親族が集まり、先祖供養を行います。
初日はご先祖の霊をお迎えする「ウンケー」、2日目は「ナカヌヒー」、最終日ご先祖の霊をお送りする日を「ウークイ」と呼んでいます。
そして沖縄では、この旧盆の季節になると、各地域の青年会によるエイサーが行われます。
祖先の霊を供養するとともに、無病息災・家庭安全を祈って踊ります。
踊りながら、練り歩く“道じゅねー”も見所です。
特に、沖縄県中部はエイサーが最も盛んな地域♪
三線の音、地方(じかた)の唄、太鼓の音を聞くだけで、胸が高鳴り(ちむどんどん)、青年たちの真剣な演舞は、胸を打たれます。
大太鼓は全体の音がずれないようにリードしながら、ダイナミックな演技をし、締太鼓は手足を大きく動かしながら、見る者を引き付けます。
旗頭は先頭に立ち、重量のある旗をテンポよく上下に揺らし、チョンダラーは顔を白く塗り、ユニークに場を盛り上げたりしますが、演舞進行と隊列整理、青年の衣装直しや汗拭きなど、思ったより重要な役割をしているのです。
男手踊りは、空手の型を取り入れている所が多く、女手踊りは、手拭いや四つ竹などを持ち、しなやかな踊りで華を添えます。
それぞれの踊りを知ると、楽しみもまた変わってきますね♪
そんな迫力あるエイサーがご覧になれる“まつり”をご紹介します。
☆沖縄全島エイサーまつり☆
道じゅねー 8月31日(金) 沖縄市胡屋十字路周辺 18:30~21:00
本まつり 9月1日(土)~2日(日) 沖縄市コザ運動公園陸上競技場 15:00~21:00
☆うるま市エイサーまつり☆
前夜祭 9月7日(金) うるま市役所本庁舎前道路 18:50~21:00
本まつり 9月8日(土)~9日(日) うるま市与那城総合公園陸上競技場 16:00~21:00