最近のガラストップコンロには、安全装置として「Siセンサー」がバーナー全口に搭載されています。
国・業界の安全基準を満たし、さらに高い安全機能を設けて、キッチンの安心をサポートします。
◆Siセンサーとは
Safety(安心)、Support(便利)、Smile(楽しく)、3つのSと、Intelligent(賢い)でできています。
鍋底の温度を感知する「温度センサー」と、立消えを防止する「炎検知センサー」で、鍋底の異常な温度上昇や、ガス漏れなど、コンロが原因で起こる火災を防止します。
Siセンサーの搭載により、高火力でも安心機能と便利機能の両方を兼ね揃えていますが、使用時に注意点があります。
◆Siセンサーの注意点とは?
Siセンサー搭載のガラストップコンロにすると、調理中に火力が自動で小さくなったり消化してくれる場合があります。
これは安全性に配慮した温度抑制機能になります。一定の温度を超えると調整してくれる分、調理時に注意点があります。
高火力で料理をするときは、このSiセンサーをオフにしないと火が小さくなってしまい調理に支障が出てしまうことがあります。
使用中に火力が小さくなってしまったときは「センサー解除スイッチ」を高温モードに切り替えるようにします。
ちなみに天ぷらや揚げ物をするときはこの解除スイッチを押す必要はありません。
またSiセンサーを使用するときに、鍋底やフライパンの下が汚れていると温度を正しく検知できなくなってしまいます。
使用時は底が密着した状態になるように注意して使用します。
またSiセンサーは最低でも300g以上の重さが必要になります。
これらの注意点に気を付けてSiセンサーを使用するようにしてくださいね。