新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜わり厚くお礼申し上げます。
本年もスタッフ一同、お客様にご満足いただけるサービスを心がけ誠心誠意努める所存でございますので、本年も旧年同様よろしくお願いいたします。
さて、
沖縄にはお正月が3回あるのをご存じですか?
1つ目は、日本全国と同じ新暦の1月1日。
大晦日には沖縄そばで年越しして、元日を迎えたら、年賀状も届き初詣にも行きます。
おせち料理ではなく、豚肉料理や豆腐などが入った重箱やオードブルに、ソーキ汁や中味汁などを食べ、子ども達はお年玉をもらうのを楽しみにしています。
2つ目は、旧暦の1月1日。2019年は2月5日にあたります。
「きゅーそーぐぁち(旧正月)」と呼ばれています。
新暦で行われているところがほとんどですが、一部の地域では旧暦で行われています。
特に糸満市では、旧暦で行われている旧正月を盛大に祝います。糸満漁港では停泊している漁船に大漁旗が掲げられ、1年の豊漁を願います。
3つ目は、ぐそう(あの世)のお正月です。
旧暦の1月16日で、2019年は、2月20日にあたります。
「じゅーるくにちー(十六日祭)」と呼ばれています。
特に、宮古島地方や八重山地方では最も大きな行事で、この日は多くの人が里帰りをし、盛んに行われます。お墓の前に親戚が集まり、先祖供養に欠かせない重箱を備え、先祖供養します。
この3つのお正月にはそれぞれ意味があり、先祖代々受け継がれてきたどれも大切な日です。
地域によって「やる」「やらない」の違いはありますが、ご先祖様を大事にする気持ちが強い沖縄ならでの風習ですね。