定期的に掃除をするべきなのはわかっていても、掃除の手間もかかりなかなか手がつけにくい場所といえば「レンジフード」ではないでしょうか。
定期的なお掃除をしておかないと汚れがこびりついてしまい、より取れなくなってしまいます。
レンジフードの汚れの多くは「油」と「ホコリ」が原因です。
鉄に付着すると進みやすい特性を持っていて、油が光や酵素によって水飴のように樹脂化してしまいます。
台所で油ものの調理をしていて、その油を含んだ煙を吸い上げることによってレンジフードに付着します。特にシロッコファンや内部に汚れが溜まりやすくなります。
まず、フィルターやシロッコファン、整流板など、取り外せる部品は取り外しましょう。
新聞紙を敷くと、周りも汚れずに済みますね。
定期的なメンテナンス方法としては、小麦の「油汚れを吸い取り固める」性質を利用して掃除する方法です。
小麦粉を粉のまま汚れが気になる部分にふりかけます。
小麦が油を吸い取ったらポロポロと擦るだけできれいになります。
長期間掃除をしておらずひどい油汚れになっている場合は、アルカリ性の洗剤でお手入れをして、つけ置きをすると洗剤の効果がより高まります。
汚れが落ちない部分はブラシで擦って落としていきます。
汚れを浮かす為にも、15分程度つけておくようにしましょう。
レンジフードは汚れやすい場所です。
キッチン全体がベタベタするだけではなく、隣接するダイニング、リビングも汚れやすくなってしまいます。
汚れがそれほどひどくなければ、ぜひご自分でレンジフードを掃除してみましょう。
こまめなお掃除を心がけると故障もしにくくなりますよ。