ガスには大きく分けて「LPガス」と「都市ガス」があります。
この2つの違いについて、意外と知らないことが多かったので、それぞれの特徴や違いについて比較してみたいと思います。
性質と供給方法
「LPガス」は圧縮すると常温で液化しやすいブタンやプロパンを主成分としたガス燃料のことで、比較的低い圧力で液化するためボンベに充填して運搬しやすいのが特徴です。
都市ガスのインフラ整備がほとんど進んでいない沖縄県を含め、地方都市などで家庭用の熱源として多く利用されています。
「都市ガス」は天然ガスを主成分としたガス燃料のことで、ブタンやプロパンと違い、液化するには圧縮するだけでなく、約マイナス160℃以下まで冷やす必要があるため、地中に張り巡らされたガス導管を通して気体のまま家庭に供給されます。
ガスコンロなどの器具については、「LPガス」の成分は全国同じなのでLPガス用の機器を使用すれば良いのですが、「都市ガス」はいくつかの種類に分かれているので、ガスの種類に合った機器を使用する必要があります。
重さ
万が一、室内でガス漏れした場合はガスの種類によって対策が異なります。
「LPガス」は空気より重いため、ガス漏れした場合は床面をはうように広がって、低い場所にたまります。この場合は、ドアや窓を開けてほうきでガスを掃き出すようにしましょう。
「都市ガス」は空気より軽いため、室内でガス漏れした場合は天井部にたまります。この場合は、窓を開けることで外に放出することができます。
ガス警報器をつける位置についても「LPガス」は壁の下の方、「都市ガス」は壁の上の方になります。
価格
価格はLPガスよりも都市ガスの方が一般的には安いようです。
2017年4月に都市ガス自由化が始まったことにより、導管網の整備が進んでいけば、さらに参入企業が増え、価格競争が本格化するかもしれません。
とはいえ、沖縄県内の都市ガス普及率は30%台で全国最下位。ガス会社の新規参入があってこその価格競争なので、大都市圏並みに都市ガス自由化による恩恵を受けることは難しそうです。
まとめ
LPガスの最大の強みは、個別供給方式で災害にも強く、配送担当者や検針人の定期チェックで常に使用環境に異常や変化がないかを直接確認している点にあります。
また、定期の保安点検により担当者がお客様のご自宅や営業所などに直接訪問して点検し、地域のお客様とのコミニケーションも密にとることで関係性の構築に努めております。
最近では、住宅等のリフォームニーズにもお答えできるよう、キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備に関連するスキルアップ研修等にも積極的に参加しています。
LPガスから、水回りリフォームのことまで、ガスのことなら仲本屋まで気軽にお問い合わせください。
*********** (資) 仲 本 屋 ************
■営業時間/AM8:30時~PM17:30時
■定休日/日曜日
■場所/沖縄県うるま市石川1-13-33
■TEL/098-964-2680
■FAX/098-964-2880
■サイト / http://nakamotoya.net/
■ブログ/ http://nakamotoya.ti-da.net/
*************************************